『自己愛と承認欲求の強い人は癒されるかもしれない』
現代社会を生きる若者のメンタリティを表現している作品であるが、表面をなぞっているだけで全然伝わってこない。
ルイはなぜ苦しんでいるのか。
なぜ苦しんでいるのかわからない、ということがこの映画が答えだろう。
そして舌にピアスを開けても、刺青をしても何処にも行くことはできない。
どうすればこの苦しみから解放されるのかわからない、と出口のないことを突きつけられる。
自己愛と承認欲求の強い人は、共通の苦しみを抱いているルイに自身を重ねることによって、癒されるかもしれない。
だが、癒しは問題の先送りに過ぎないのではないか。