『社会へ一人で向き合う二人』
(総合6/10点)
第10回「始まりの季節」★★★☆☆6/10点
卒業後の朋也の成長、渚の孤立など前回と同じく時間の流れが速いものの、
丹念に魅せようとするさりげない演出が光っています。
特に藤林姉妹と再会した直後の隠す仕草、察する表情の演出は見事でした。
社会の波に揉まれながらも立ち向かう二人の懸命さが胸に響きます。
第11回「約束の創立者祭」★★★★☆7/10点
社会人にとって仕事とは何なのか?改めて考えさせられる部分が多く、
良い刺激になりました。弱さを克服する実直さ、間違いを認め謝罪し、
改善しようとする向上心、良き人々に支えられる協調性など、人の和の精神を
感じさせられる部分も多く胸が詰まる場面もしばしば。ただ、待たされる彼女の
孤独がほとんど描かれなかったのが残念。自分の振る舞い方次第で
他人に及ぼす影響をもう少し厳しく描いても良かったのでは。
第12回「突然の出来事」★★★☆☆5/10点
朋也の父親が完全に空気のような存在になっているためか、
急展開のためのこじ付けとしてダシに使われたような
無理やり感は否めませんでした。ただし、祐介の過去の栄光と挫折の物語は
起承転結綺麗にまとまっていたので、むしろ美佐枝同様、短編として
仕上げて欲しかったですね。自分の幼さを自覚する展開としては
良い流れになってはいますが。