『瀬々監督のメジャー作品なのに、普通の映画で終わった・・・』
本作は東宝の「ハッピーフライト」と公開時期がカブり、JAL対ANAという点でも話題になった作品である。東映の宣伝部もかなり力を入れたのだが、作品としては矢口組の圧勝かな、と思う。最初にプレスシート(飛び出す絵本式で金掛かっていたなあ)を見たときに、瀬々監督が女優メインの作品を、それも東映という大メジャーで撮る、とは!と大きな期待を持ったのだが、残念・・・。何しろバスケのシーンにスピード感がないのがつらい。映像面で修正できる箇所もあったろうに、どうも動きがスロー過ぎて真実味がない(笑)。またせっかくのJALなのに、CAのシーンが少ないのも不満だった。スポーツとCAの両立、というのは女性たちの憧れだろうが、それが上手く映像に結びつかなかった。今や東映の看板女優となった石原さとみは、本当に綺麗になった。対する東宝のエース・長澤まさみが伸び悩んでいるので、現段階では一歩リードしたかな、と思う。瀬々組と組んだのも勉強になったのでは。女優陣は溌剌としているので、ファンの方はどうぞ。星3つ。