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トップガン スペシャル・コレクターズ・エディション (Blu-ray)

『画角についての説明』
画角についておかしな意見がありますが、この映画は間違いなく2.35:1のスコープサイズを基準にして撮影されています。この映画は1986年年末正月映画として日本で公開されたのですが、スコープサイズが地方にて、2.20:1の70mmプリントが今はもう無い渋谷東宝、旧日比谷スカラ座等東宝系にて公開され、“エリア88”
“ファントム無頼”等で育った中学生だった私はその迫力に圧倒されっぱなしでした。

1996年に発売された北米版のレーザーディスクはスーパー35mmのカメラネガティブに写っている出来るだけの情報量を映すようサイズが測られており、同じマスターが最初のDVD版に使われていました。が、仕様はレターボックスの4:3で、決して高画質とは言えませんでした。それらはあくまで解像度の低いアナログのメディアに向けての発売で、2004年の秋に北米版のワイドスクリーンコレクターズ版が登場したとき、ファンはやっと18年越しにオリジナルの劇場サイズで鑑賞する事が出来たのです。なお、先に述べたレーザーディスク版のジャケットに、当初アナモフォニックのパナビジョン35mmでの撮影をスコット監督は望んでいたのですが、スコープサイズのレンズシェイドは幅が広くF-14の搭載には向かないとされ、妥協の産物としてスーパー35mmを選んだと書いてあります。ビデオ化の際に上下により多くの映像情報がある4:3のサイズでVHS、LDと長く鑑賞され続け、結果的に“ビデオブロックバスター時代”の申し子のような作品となったのです。1991年頃発売されたCAV版のレーザーディスクには撮影監督のインタビューと両画角比較映像が収録されていましたが、今となっては貴重かも知れません。

私は既にブルーレイ北米版を購入しましたが、画質,音質も素晴らしく、特典もスペシャルエディションに入っていた2時間以上のドキュメンタリーもちゃんと収録されており、見応えたっぷりです。メイキングでの空軍とハリウッドのスタッフの考え方のギャップは爆笑ものです。プロデューサーのドン・シンプソン氏の伝記"High Concept: Don Simpson and the Hollywood Culture of Excess"を読むと、より面白さが増します。

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